こんなお悩みを解消します。
こんにちは、まさです。
アダルトアフィリエイトの法律について解説します。
本記事を読めば安全にアダルトブログを運営できます。
アダルトアフィリエイトの法律6つ【逮捕される】
児童ポルノ禁止法
児童ポルノ禁止法は児童を性的な搾取・虐待から守るための法律です。
児童の性的な動画・画像を所持したり、制作・販売することを禁止してます。
ここでの「児童」とは18歳未満のこと。「性的な動画・画像」は裸、オナニー、ハメ撮りなどのことです。
■違法となる例
・児童のハメ撮り動画を所持する。
・児童の裸の画像をブログにアップロード。
■児童ポルノ所持罪の刑罰
・100万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役(児童買春・児童ポルノ禁止法の第2条第3項)
■逮捕事例
・18歳未満の女性のわいせつな画像をスマホに保存・所持し逮捕(伊万里市、32歳男性)。
わいせつ物頒布等罪
わいせつ物頒布等罪はわいせつ物を不特定多数に提供したり、閲覧できる状態にすることを罰する法律です。
ここでのわいせつ物とは性器を露骨に描写したもののことです。つまり無修正作品です。
日本在住者がサーバーに無修正の画像・動画をアップロードするのは違法です(海外サーバーもNG)。もしアップロードするなら性器をモザイクで隠しましょう。
■違法となる例
・無修正の画像をサーバにアップロード。
・無修正の動画をブログに埋め込む。
・AVをモザイク破壊しアダルトサイトにアップロード。
・性器が映ってるバナー広告をブログに貼る。
■わいせつ物頒布等罪の刑罰
・2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金(刑法175条)
■逮捕事例
・アダルトサイト運営者が無修正動画をアップロードして逮捕。
「肉欲官房庁」で広告収入60万円…わいせつ動画アップ、容疑の男ら3人逮捕 大阪府警
インターネット上に女性のわいせつ動画をアップして広告収入を得たなどとして、大阪府警サイバー犯罪対策課は7日、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で、大阪府八尾市服部川、無職、天野武徳容疑者(32)ら男3人を逮捕したと発表した。「金もうけのためだった」などといずれも容疑を認めているという。
逮捕容疑は、2月下旬、ネット上に「エックスビデオ日本人無修正動画まとめ肉欲官房庁」の名称でサイトを開設し、女性のわいせつな動画を不特定多数の利用者が閲覧できる状態にしていたとしている。
府警によると、昨年1月から今年10月までに約60万円の広告収入を得ていたとみられる。サイトの名称について、天野容疑者は「テレビで官房長官が会見しているのを見て思いついた」と供述しているという。
引用:産経新聞
補足です。
Pornhub、XVIDEOSの動画をブログに埋め込まないようにしましょう。これらのサイトは視聴後に関連動画が表示されます。性器が映ってる動画が表示されることがあります。わいせつ物頒布等罪にあたる可能性があります。
リスクを避けたい方は、埋め込みではなく下記のようにテキストリンクにしましょう。
【人妻NTR】オイルマッサージで人妻をめちゃくちゃ絶頂させる動画
「無修正動画にリンクを貼るのは違法?」
→違法ではないと考えてます。もし違法になるならGoogleも違法ということになるかと。無修正のページに対してリンクを貼ってるので。
著作権法
著作権とは作品を作った人が持つ権利のことです。
アダルト動画・画像には著作権があります。無断で動画や画像を使用すると著作権侵害になります。
著作権侵害は親告罪です。著作権者が告訴することで起訴できます。(逆に言えば告訴されなければ起訴されない)
エログの多くは著作権を侵害してます。逮捕されないのは違法行為をしてる人の数が多すぎるためです。「赤信号みんなで渡れば怖くない」という状態になってます。
■著作権侵害の例
・AV女優の画像をネットで拾いサーバにアップロード。
・FANZA動画をPornhubにアップロード。
・アダルトライブチャットを録画・スクショする。
■著作権侵害の刑事罰
・10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金(著作権法119条1項)
■逮捕事例
・アダルト作品をFC2動画にアップロードし逮捕(2015年7月)
・アダルトDVDを複製。インターネットで販売し逮捕(2022年5月)
リーチサイト規制
リーチサイトとは違法アップロード動画サイトに対してリンクを貼ったサイトのことです。
違法アップロード動画サイトの例としてはAvgleがあります。AvgleはAVのフル動画や新作がアップされてるサイトです。
違法アップロード動画サイトはもちろん違法。そのサイトにリンクを貼る行為も違法になります。
アダルト動画まとめサイトを運営する際は、違法アップロード動画にリンクを貼らないように注意しましょう。
■違法となる例
・AVのフル動画に対してリンクを貼る。
→フル動画ではなく短縮動画(10分程度)であればリンクを貼っても問題ないかと考えてます。
・児童ポルノ、フェイクポルノの動画にリンクを貼る。
■リーチサイト規制の刑罰
・リーチサイト運営者の場合は「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金」(著作権法第119条の2第4号、第5号)
■アダルトアフィリエイターの逮捕事例
・リーチサイトの運営者2人が逮捕(2020年11月18日)
海賊版AVに誘導のリーチサイト開設 容疑の男2人逮捕
海賊版アダルトビデオ(AV)のサイトへ誘導するリンクを張るなどした「リーチサイト」を開設して、視聴できるようにしたなどとして、京都府警は18日、大阪府大阪狭山市の会社員内海和幸(47)、京都市伏見区の無職岩間秀樹(44)両容疑者を著作権法違反(侵害とみなす行為)と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕し、19日発表した。内海容疑者は否認し、岩間容疑者は認めているという。
10月施行の改正著作権法にはリーチサイトの運営者への刑事罰が盛り込まれており、府警によると全国で初適用という。
サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は10月9~12日、ネット上に投稿された海賊版AV3作品を、自分たちが開設したリーチサイトで視聴できる状態にして、ビデオ制作会社の著作権を侵害したというもの。さらに昨年11月、AVの出演者の顔を女性芸能人にすり替えた動画を、同サイトで公開した疑いもある。
ディープフェイクポルノ
ディープフェイクポルノとは女性タレントの顔をAV女優の顔と入れ替えることで、女性タレントがAVに出演してるかのように見せる技術のことです。
ディープフェイクポルノの動画を作るのは違法です。名誉毀損と著作権違反にあたります。
ディープフェイクポルノの動画に対してリンクを貼るのも違法です(リーチサイト規制)。過去にまとめサイトの運営者が5人逮捕されました。
■違法となる例
・ディープフェイクポルノを作成。
■逮捕事例
・ディープフェイクポルノを作成しWebサイトにアップロードし逮捕。
ディープフェイクポルノ”初摘発 AIで演者と芸能人の顔を差し替え公開した疑い 千葉県警
警視庁と千葉県警察本部は10月2日、AIを使ってポルノ動画に写った人物の顔を芸能人の顔にすり替えた“ディープフェイクポルノ動画”を公開したとして、男性2人を名誉毀損(きそん)と著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。ディープフェイクによるポルノ動画を巡る逮捕は初という。
引用:ITmedia
リベンジポルノ法
私事性的画像記録の提供被害防止法(リベンジポルノ法)とは、性的画像を相手の同意なく公表することを禁止する法律のことです。
■違法となる例
・ライブチャットの女性の裸やオナニーをスクショしブログに載せる。
・出会い系で出会った女性のハメ撮り画像をブログに載せる(顔にモザイクをかけない。本人を特定できる形で載せる)。
■リベンジポルノ法の刑事罰
・性的画像を不特定多数が認識できる状態にした場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金(リベンジポルノ被害防止法3条1項、2項)
■アダルトアフィリエイターの逮捕事例
なし(ググって調べた限り)
アダルトアフィリエイトの法律【その他】
女性アスリートの性的画像被害
最近、女性アスリートの盗撮画像をアダルトサイトにアップしたことで逮捕されるケースが出てきてます。容疑は著作権法違反。エログでは女性アスリートのエロ画像・動画を取り扱わないようにしましょう。
■逮捕事例
・自営業男性が女性アスリートの性的画像39点をサイトに転載し逮捕(2021年)。
・大阪の男性が女性アスリートの性的画像17点をサイトに転載し逮捕(2021年)。
・千葉の男性がテレビ番組の女性アスリートの画像を性的目的でサイトに転載し逮捕(2021年)。
モザイク破壊動画
モザイク破壊動画とはモザイクを除去したように見せる映像技術のことです
モザイク破壊動画はわいせつ物(無修正)として扱われます。
モザイク破壊動画を作成したり、ブログからモザイク破壊動画にリンクを貼らないようにしましょう。
■逮捕事例
・43歳男性がモザイク破壊動画を作成し逮捕。容疑は著作権法違反、わいせつ電磁的記録媒体陳列。(2021年)
問い合わせページを作ろう
アダルト動画・画像まとめサイトを運営する際は問い合わせページを必ず作りましょう。これは削除依頼を受け付けるためです。
問い合わせページがないと著作権者がいきなり告訴する可能性があります。告訴とは警察に犯罪の被害を受けたことを知らせることです。
ページには問い合わせフォームかメールアドレスを記載しましょう。また「著作権に関して問題がある場合はコンテンツの掲載URLと削除理由をお知らせください」などと書いておきましょう。
まとめ
今回は以上になります。